今日の話題 2010年1月
省力化の落とし穴
2010-1-5
省力(しょうりょく)・・・・いい言葉だ!
無駄な労力を省くということです。
エンジニアはいつもコスト(原価)のことを考えて、設計開発をしています。
良い物を安く作るにはどうすればよいか? ってな事を考えながら日々、設計開発しています。
製品原価とは、材料費や加工費、人件費などが含まれますが、
大きいのは人件費なんです。
製品を作るには人が働かなくてはいけませんが、その給料が人件費です。
人件費が安くなれば製品コスト(原価)が下がり、企業の儲けが増えます。
人件費を減らす方法は?
・給料を下げる
・リストラで人員削減
・人件費が安い地域や国で製品を作る
・省力化(人手をかけずに物作りする)
省力化・・・例えば、今まで10人で作っていた製品を1人で作れるようにすることです。
ロボットや自動機(自動組立機)を使って製品を作るようにすればよいわけです。
機械は文句言いませんから、仕事も正確だし、1日中作業できます。
自動組立機を作るためには費用がかかりますが、長い目で見ると人件費削減になり安上がりです。
余った人材は他の仕事に就けばよいのですが、場合によってはリストラです。
リストラされた人は収入が減り購買力も減ってしまいます。
さあ、大きな疑問を感じませんか?
日本中がそんなことになったら、いったい誰が製品を買うのでしょうか?
リストラされた人ばかり増えてしまえば、せっかく製品を作っても売れなくなります。
安い人件費を求めて海外展開すれば、やはり同じ状況になってしまうでしょう。
いったい何のための省力化でしょうか?
省力化で減った人件費分は法人税を増やして利益配分する。そんなことでもしないと、世の中うまくいかんのでは?
取引先のK社長がそんな話しをしていました。 たしかに
ありがとうございました。