水質浄化ブロックEBB(エコバイオブロック)を設置しておけば水質が浄化されます。
ご存知ですか?
自然界では、
微生物が川の水を浄化している。
山に降った雨は小川になり川になって海に流れる。 その間に、水に混じった様々な汚れは微生物に分解されて、水は浄化される。
では、その微生物はどこから来るのか?
山の木々の下や落ち葉の下に住みついている微生物が、雨水と一緒に流れながら、水を浄化する。
微生物が分解した成分は、やがて海の魚の餌になる。
このような微生物がいなければ、水は腐敗し、魚が住めなくなる。海の魚の餌もなくなり、河口の海には魚がいなくなる。
つまり、上流の山に木がなくなると、微生物が減り、海では魚が採れなくなる。
川の水は汚れ、人間にもよくない環境になる。
微生物の水質浄化作用は本当か?
微生物が水を浄化すると言われても、どのように浄化するのか分からないですよね?
浄化されるとどうなるのか? 浄化されないとどうなのか?
そこで、試した簡単な実験です。
簡単ですが、1年以上かかりました。
水質浄化ブロック(エコバイオブロック)というものがあります。
ブロックの中に微生物を入れたものだが、見た目は普通のブロック。
水質を浄化する微生物、枯草菌と言い、納豆菌の一種です。
山の落ち葉の下にいる菌、これと同じような微生物の餌と一緒にエコバイオブロックの中に封じ込められている。
このブロックが、エコバイオブロック(EBB)です。
エコバイオブロックは、日本国内や海外で、河川や水路、池、海などで使われ始めています。水路等の底に置いておけば、水が浄化される仕組みです。
エコバイオブロックは、薬品を使用せず、微生物の力で自然に水を浄化するので、環境にやさしい! そして設置してしまえば、ほとんど手間がかからない。
ブロック(エコバイオブロック)の内部で微生物が生き続けて繁殖するので、川でも効果の持続性がよいと言う優れものです。
ブロックには藻や水草などが生えてくるので、魚にとっても生息しやすい環境になると思います。
微生物による水質浄化ブロック ・エコバイオブロックを試してみた様子です。
まず、実験は家で簡単にでき、コストもかからず、手間もかからず、気楽にできる方法を選びました。 そして一目見て判断できる方法です。
結論を先に言っておくと、
微生物による水質浄化ブロック ・エコバイオブロックを使った場合と、使わない場合を比較すると、エコバイオブロックを使うと水は浄化されました。そしてクサイ臭いもしませんでした。ただし状況にもよりますが、効果が出てくるまでには、月数がかかります。
エコバイオブロックによる水質浄化の様子、詳しくは下記をご覧ください。
エコバイオブロックの実験開始は、2002年12月5日
2Lペットボトルを2個用意して、一方にエコバイオブロックを入れます。
水を約1L入れます。(エコバイオブロックの方は、約エコバイオブロックの体積分だけ少し水量は少ない)
そしてその中に牛乳100mLを入れます。牛乳は脂肪やタンパク質などを含んでいるので、これらの成分がどのように分解されていくのかを観察します。
実際の河川等では、魚の糞(ふん)や死骸(しがい)、家庭排水、工場排水などの水質汚染成分がありますが、その代わりに牛乳を入れたわけです。
下の画像がその様子です。
右側のペットボトルにエコバイオブロックが入っています。水がにごり、エコバイオブロックが見えませんが、エコバイオブロックの形は真ん中に穴があいた八角柱です。
光の当たり方が違うために、白いにごり度合いが違うように見えますが、実際は同じくらいのニゴリです。
これから、どのように変化していくか観察するわけです。
▲ペットボトルを横から見たところです

▲上から見たところ
左:エコバイオブロックなし
右:エコバイオブロックあり
2003年2月27日、約3ヶ月弱経過しました。
この間、二つのペットボトルはベランダに放置したままです。水は蒸発して徐々に減るので、その分だけ追加で注水だけします。
昼間は直射日光が当たります。夜は外なので気温も下がります。場所は埼玉で、今年は暖冬のためか、氷結することはありませんでした。
下の画像をご覧ください。
ご覧のように、水の浄化が進み、わずかですがエコバイオブロックを入れた方(右のペットボトル)は透明度がよくなっています。
エコバイオブロックを入れない方は、メタンガスのような、腐った卵のようなドブクサイ腐敗臭があります。
エコバイオブロックを入れた方は、そのような腐敗臭がありません。
これは、水面の臭いを嗅ぐより、水の中に手を突っ込んでその臭いを嗅ぐと、差がよく分かります。
よく見えませんが、エコバイオブロックを入れない方は、底にヘドロのようなドロドロしたカスが沈んでいます。

左:エコバイオブロックなし
右:エコバイオブロックあり
2003年3月21日、約4ヶ月弱経過しました。
エコバイオブロックを入れた方(右のペットボトル)は、更に水のニゴリが減ってきました。
エコバイオブロックを入れない方は、水が緑色になってきました。藻類が発生したようです。

左:エコバイオブロックなし
右:エコバイオブロックあり
2003年9月27日、約10ヶ月弱経過しました。
エコバイオブロックを入れた方(右のペットボトル)の水は、かなり透明度がよくなってきました。
エコバイオブロックを入れない方は、ニゴリがあります。
左:エコバイオブロックなし
右:エコバイオブロックあり
下は拡大撮影した画像です。
エコバイオブロックが入っていない方は、水面に藻が浮きはじめました。

エコバイオブロックを入れた方は、ブロックに水草のようなものが生えてきました。

2003年10月3日、約10ヶ月経過しました。
エコバイオブロックを入れない方(左のペットボトル)は、水面の藻が増え始めました。

2004年3月20日、約1年4ヶ月弱経過しました。
エコバイオブロックを入れた方(右のペットボトル)は、水のニゴリは無く、水面の藻もありません。
画像ではよく見えませんが、エコバイオブロック自体には藻のようなものが生えています。
左の、エコバイオブロックを入れない方は、水面の藻が増えました。
ほぼ水面前面を藻が覆っています。
水のニゴリ度合いは、エコバイオブロックを入れた方より濁っています。

以上のように、時間はかかりますが、エコバイオブロックは水質浄化に役立つことが分かりました。
また、 ドブくさい腐敗臭も発生しませんでした。
長期的に見ると、エコバイオブロックに藻が生えてくるので、魚の住みやすい環境を作ることにも役立ちそうです。
エコバイオブロックは、ドブ川や、水質汚染により魚が住めない川や池などの水質浄化に有効ですが、自然の微生物による浄化作用を利用しているため、汚染状況や諸条件によりブロックの敷設方法の工夫が必要になる場合もあります。
また、効果が出るには時間がかかり、環境条件により効果度合いもバラツキが出ることもあります。
エコバイオブロックを水槽用に応用したものがエコバイオリングです。
エコバイオリングは、 金魚や熱帯魚の水槽に入れておくと、水質浄化に役立ちます。
魚の糞やエサのカスは腐敗して水質を悪化させ、くさい臭いを発生し、魚の成育に悪影響を及ぼしますが、エコバイオリングを入れておくと、エコバイオリングの微生物が有害成分を分解して、水質悪化を防ぎます。
水に溶け込んだ有害成分は、微生物の浄化作用でなければ分解できない場合が多いので、エコバイオリングのように、積極的に自然界の有用微生物を入れて繁殖させる仕組みは有効です。
エコバイオリングのブロックの中で微生物がある程度長期的に繁殖し続けるので、効果の持続性も良いものです。
2008.10.14
観賞魚用のエコバイオリング
この金魚、2年以上飼っています。
水槽にはエコバイオリングを入れています。
水槽の水は交換していません。蒸発して減った分を足しているだけです。
下の画像をクリックすると、金魚の水槽の動画を見ることができます。
2匹の金魚は一緒に飼い始めたのですが、一匹はこんなに大きくなってしまいました。
金魚の種類が違うためでしょうか。
まだまだ成長しているので、少しエサの量を抑えています。
飼い始めて暫くしてからエコバイオリングと納豆菌の浄水石を入れました。
赤茶色のブロックがエコバイオリングです。
納豆菌の浄水石はろ過器の中に入れました。ろ過器のフィルターの脇の隙間に入れました。
水槽の水は交換していませんが、ご覧のように濁っていません。
観賞魚の水槽用はエコバイオリング、エコバイオリング水物語、納豆菌の浄水石です。
エコバイオリングの詳細はこちら
納豆菌の浄水石を詳しく見る
エコバイオリング水物語を詳しく見る
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