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セリシンとは?

 セリシンは絹糸の外皮の部分の名称です。

セリシンには、肌の保湿成分と同じようなアミノ酸成分が含まれています。


 昔、繭から生糸を紡ぐ仕事をしている女性の手は、意外に肌がキレイだと言われていました。

繭から生糸を紡ぐ作業は、繭をお湯で煮ながら、繭からほぐれてくる生糸を糸車に巻きながら解いていくのです。

私の実家の前橋でも、ずっと昔ですがこの糸紡ぎが盛んに行われていました。

鍋で繭をグツグツ煮ながら、糸車を回して絹糸を巻き取っていくのです。


この仕事は素手でお湯を扱うので、手の肌にとってはかなり過酷なのです。

お湯で肌を保護する皮脂がとれてしまい、肌にとっては過酷な作業で手荒れしやすいはずですが、糸を紡ぐ女性の手は、婆さんでも結構きれいだったと、うちの親父が言ってました。

生糸の外皮部分のセリシンは、肌の保湿成分と似たようなアミノ酸を含んでいるのです。

セリシンはお湯に溶けやすく、それが肌に付いて皮膚を保護していたのではないかと言うことです。


 昨年の秋、大ブームとなった 絹糸を原料にしてつくった食用のシルクパウダーにもセリシン成分が含まれています。

最近では、化粧品などにもセリシンが使われています。