2010.7.20

企業のエコ活動として、廃食油で手作り石けん教室開催

埼玉県川口市の（有）協和合金さん　訪問記

　2010年7月16日社員教育の一環であるエコ活動として、

廃食油（天ぷら油の廃油）で手作り石けん教室を行った埼玉県川口市の（有）協和合金さんを訪問しました。

協和合金さんでは、毎週金曜日の午後3時から5時までは、社員教育やコミュニケーションのためにセミナーなどを行っていますが、

今回は企業としてのエコ意識を高めるために、廃食油を使った手作り石鹸作りを行い、

廃食油のリサイクルを体験するセミナーを行ないました。

エコ企業のエコ活動

　協和合金さんはアルミダイキャストのメーカーさんです。

実はアルミダイキャストは、かなりよくリサイクルされている金属材料でして、そういう意味でエコ企業なのです。

アルミニウムについて少々説明を・・・・・・

アルミ（アルミニウム）はボーキサイトから精錬し電気分解してアルミ新塊を作ります。

この作業では電力消費量が大きいですが、アルミ新塊ができてしまえばその後は何度もリサイクルできるのです。

アルミニウムの純度を維持するためにアルミ新塊を追加することもありますが、何度も溶かしてリサイクルできるエコな金属材料なのです。

苛性ソーダを使わないので気楽に石鹸作り

　手作り石けんは、苛性ソーダを使用せずに「ペットボトルで作る手作り石けんの素」を使用しました。

ペットボトルで作る手作り石けんの素は苛性ソーダを使用しないので、会議室でも気楽に石鹸作りできました。

廃食油（天ぷら油の廃油）で石鹸が作れる事を知らない方もいらっしゃいまして、

石鹸を作るのも初めての方がほとんどでしたが、皆さん楽しんで行うことができ、楽しい手作り石鹸教室でした。

スカイツリーが見える会議室で、石鹸を作りました。

手作り石鹸を作っている様子です。（下の画像をクリックすると動画が再生します）
 

ペットボトルで作る手作り石けんの素を計量して、漏斗を使って２リットルのペットボトルに入れます。

廃食油（天ぷら油の廃油）と水を加えて、ペットボトルを振ってよく混ぜます。

よく混ぜたらペットボトルのフタを空けて熟成させます。

翌日、出来上がり。

手作り石けんの使い方いろいろ