2009.4.26
天ぷら火災を純石けんで消す。
純石けんの特性から天ぷら火災用の粉末石けんを使った製品があります。
そこで、純石けんホワイトで火を消せるか実験して見ました。
天ぷら油をステンレスの皿にいれて発火するまで加熱しました。
カセットコンロを使っています。
発火しました。
純石けんホワイトを投げ込みます。
一旦消えますが、ガスを止めていなかったので再燃しましたが、ガスを止めると完全に消火しました。
動画で見てください。下の画像をクリックすると再生します。
純石けんホワイトは、油汚れに強い特徴があります。
逆に言えば、油ととても仲良しです。
その特性から天ぷら火災時に消火剤代わりに使えますが、認定された消化剤ではありません。
それと、天ぷら火災だけに効果がありますので、他の火災では使えませんのでご注意下さい。
いざと言う時に使いやすい容器
純石けんホワイトは1リットル牛乳パックに入れています。
口を開けやすくするために紐を付けています。
純石けんホワイトは1リットル牛乳パックに入れています。
約500ｇ入って、油700ｍｌに対応する量です。
口を開けやすくするために紐を付けています。
紐を引っ張ると、口が開いて取り出しやすくなっています。
消した後の容器は
純石けんホワイトは高温の油で固まります。
しばらく水に浸けて柔らかくしてから洗うと泡立ちも良く綺麗になります。
純石けんで油の性質は消えていますので、排水を詰まらせる心配はありません。
[天ぷら火災を純石けんで消す。]