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シックハウス・シックスクール対策
室内空気汚染濃度の測定 有効な測定のタイミングについて 

2003.7.30

 最近、シックハウスのホルムアルデヒド測定のお問い合わせが増えています。

その内容は、シックハウス問題が起きたから原因を調べたいと言うものが多いのです。

具体的には、こんな内容です。

・引っ越し直後に体調が悪くなったので、どうもシックハウスらしい。室内空気の汚染状況を調べたい。(一般ユーザー)

・リフォームしたら臭いが気になる。頭痛がして気持ちも悪いので、シックハウスの空気汚染濃度を調べたい。(一般ユーザー)

・店の改装工事をしたが、店員やお客が気分が悪くなり営業を止めている。どうもシックハウスらしいので、なんとか原因を調べたい。(建築事務所)

・マンションに入居した方が体調が悪いので、シックハウス調査をしてほしいと言われている。(管理会社)

以上のようなパターンが多いのです。

共通しているのは、シックハウスの問題が起きてから原因を調べたいと言うことです。

このような場合、入居したり、什器や家具、インテリア、電器製品等を運びこんでしまった後なので、それらもシックハウスの空気汚染源となっている場合もあるので、たとえシックハウス測定で空気汚染濃度を測定しても、空気汚染源を探し出す原因究明はかなり難しいのです。


 

 空気汚染濃度はいつ測定すればよいか?

新築やリフォーム・改築・内装工事なら工事後や引き渡し前にシックハウス検査測定して、良否判断しなくては意味がありません。

その時点で空気汚染がひどければ、対策改善してから引き渡しを行うようにすればよいのです。

引き渡しを受け、入居してから室内空気汚染がひどいと分かっても、搬入した家具やインテリア、日用品なども全て疑う必要があり、シックハウスの室内空気汚染の原因究明はかなり困難になります。

当然、時間と手間、費用がかかりますし、店の場合は休業しなくてはならず、それを誰が負担するのか、損害賠償問題など、問題山積みで泥沼になってしまいます。
現実にそういう状況が多いのです。


物件引き渡し前、入居前(家具やインテリア、什器等を入れる前)にシックハウスの室内空気汚染濃度を測定すれば、その時点ではっきりと良否判定できるので、後々余計な手間がかからないわけです。

シックハウスの検査測定費用はかかりますが、後でもめて膨大な時間と手間、そして経費を消耗するのに較べたら、安いものなのです。

 

 シックハウスの対策方法 室内空気汚染をなくすには

某建築事務所の例です。

シックハウス対策建材を使ったが、空気汚染濃度のガイドライン値をクリアーできなかった。

こういう状況はよくあります。

シックハウス対策建材と言ってもランクがあり、原因物質の量がゼロではないものもありますので、トータルでクリアーできない場合はよくあります。

こうなってしまうと、ほんとうに困ります。

困るのは、建築事務所や工務店です。

建材メーカーと売主やユーザーの板ばさみになってしまいます。

こうならないために、建材選びから吟味して、自然素材のように原因物質を含まない材料などを検討した方がよいです。

ユーザーの立場としては、シックハウス対策に関して知識も実績もある建築業者さんを選ばないといけません。

当然ですが、吟味した材料を使えばコスト的には高くなります。

グルメ料理と同じです。農薬まみれの安い野菜を使うか、有機無農薬の高い野菜を使うかの判断と同じです。

その辺りを売主やユーザーが理解していないと、不幸な結果になる場合が多い。



それから、室内空気汚染濃度のガイドライン値をクリアーできない場合に、壁などにスプレーしてレベルを下げる処理方法もあります。
色々方法があるようですが、効果や持続性などをよく調べた方がよいです。
以前ためした方法では、改善効果はあったのですが、ガイドライン値をクリアーできませんでした。


要注意 

建材以外にも家具、インテリア、日用品などが原因になっている場合がありますので、それらを搬入した後に測定しても、建物が原因なのかどうか分からなくなります。 
室内空気汚染濃度を測定しても、その原因が何か、何から汚染物質が出ているのかを調べるのは難しいのです。


 



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