05.8.21
個人が自由に情報や作品、ノウハウを売る時代になるのか?
ちょっと難しい話からはじめますが、例えば本を書いて売りたいと思ったらどうします?
原稿を書いて出版社へ売り込みに行くのが一般的な方法です。しかし、なかなか採用してくれないのが現実ですね。
そこで、自費出版サービスの会社へ相談します。出版費用を出せば本を作って、販売ルートにも流通させてくれます。
お金をかけても本を出したいならば、この自費出版がよいでしょう。
しかし、その本が売れるとは限りません。
出版した本が書店に並んでも、星の数ほどある本の中から選んでもらえる確立はとても小さい。
そんなとき、どうすればよいか? 宣伝広告です。
新聞広告や雑誌、テレビ、ラジオなどを使って知名度を上げるのです。
しかし、莫大な費用がかかるでしょう。 冷静にソロバンを弾いて経費と利益を試算すると、何もしない方がよいことに気づくはずです。
結局、出版費用や宣伝広告費を誰かに出してもらわないと、ビジネスとしては成立しにくいわけです。
それだけの資金力や組織、流通販路を持っているのが出版社なのです。
出版社だって売れない本は出せないわけで、なんとか賞とかで作家を厳選して、そこに宣伝費などのパワーを集中して戦略的に売り出すわけです。
音楽も映画も同じですね。
つまり、資金と組織を持っている出版社やレコード会社、映画会社でないと、売ることが出来ないわけで、そこに採用されないと世に出すことができないのが従来の状況なのです。
ところが最近、個人が自由に情報を売ることができるサービスがいくつかスタートしています。
作品を売りたい個人の方が、自分の作品を登録しておくと、ダウンロードで売れた場合に、その売上に応じた利益が自動的に銀行口座へ振り込まれる仕組みです。こんなサービスがあります。
作品を登録するには費用がかかりますが、その後の手間が殆どかからないのはよいですね。
いろいろなノウハウや知識、情報、作品を持っている方がいて、それを求める方がいれば、そこでビジネスが成立するのです。
必要なのはダウンロードと課金システムなのですが、従来はこのような販売システムが無かったのです。
このような個人と個人の直取引が可能になれば、きっと大きな市場になるでしょう。
インターネット・フリーマーケットのように、従来には無かった市場になるでしょう。
そうなると、大手の出版社やレコード会社の存在理由が減ってしまうわけです。
インターネットは個人と個人のコミュニケーションツールですから、個人と個人が直接取引するのは自然の流れなのかもしれませね。
実際にどんなものが販売されているのか見てみると、本当かなと疑いたくなるものもありますが、その道のエキスパートだけしか知らないノウハウでしょうから、それなりに価値があるのかもしれません。
特殊な業界の情報と言うのは、多くのニーズはないですが、同業者にしてみればかなり貴重な情報もあるわけで、技術セミナーなどは、1日で数万円の受講料は普通ですから、値段が高いか安いかは内容次第でしょう。
そのようなニッチ市場(狭く限られた市場)でしか通用しない商品やサービスは沢山あるのですが、そういうものを流通させる市場が無かったのであまり一般には知られていません。
例えば、技術的なセミナーや書籍の情報などは、会社のエンジニアへダイレクトメールで知らされるくらいで、一般の方にはその存在さえ知られていないものが多いのです。
そういう情報は書店へ行っても置いてありませんので、手に入れる方法が無かったのですが、そのようなレア情報を探すのにはよいでしょう。
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