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仕訳・勘定科目よく使う 複式帳簿

青色ですが、地代家賃や電気代、電話料金など事業分と家事分の割合はどうする?仕訳勘定科目は事業主貸で処理します。

 

 

 

仕訳、よく使うものを忘れないように整理しました。 複式帳簿 青色申告決算書

2006.2.9

年末に家事分を調整します。家事分とは事業として使った経費ではなく、個人的生活に使った分です。家事分を経費から引くわけです。そのときに仕訳勘定科目は事業主貸、つまり事業主個人に貸した分として、経費から引きます。ちゃんと経費を減らさないと、後で修正申告で大変です。

仕訳と勘定科目は複式帳簿の基本です。でも忘れてしまう。

仕訳、大丈夫ですか?

 

 私は複式帳簿の会計ソフトを使っていますが、よくつかう仕訳をまとめておくことにしました。

仕訳が混乱しませんか?日々帳簿をつけていると、あれ?と仕訳が分からなくなる事がよくあるのですが、仕事効率アップのためにも仕訳をまとめておいたほうがよいと思った次第ですね。

 うちの場合、サービス業になるので商品を仕入れたり、原材料を仕入れることはありません

 事業の概略は、売上が入ってくるお金、経費が出て行くお金で、その差額が利益です。売上を出すためには経費が必要なわけです。

 経営的には、少ない経費で大きな売上にする、つまり経営効率をアップするとよいわけです。何が良いかと言えば、経営効率が良い、利益率が良い体質になるのですが、当然ですが利益を大きくするには効率アップだけでなく、売上自体の金額を大きくしないといけません。当たり前ですよね。

 複式帳簿の場合、勘定科目と言うものが決められています。勘定科目とは、勘定(かんじょう)つまりお金を数えるときの分類項目が決まっているわけです。それを覚えていないと、鉛筆を買ったけれど、どの勘定科目に入力すればよいのか分からなくなるのです。けっこう複雑なパターンがあって、これが面倒なんですね。

 

仕訳(よく使う仕訳と勘定科目)

売上から源泉徴収される場合

 これが分からない、源泉徴収されて振込まれる場合。源泉徴収で引かれた分はどのように計上すればよいのか?

うちの場合、某社さんからは以下のような販売の内訳書がきます。

例えば、4月〜6月分の販売内訳書  報酬額8,236円

対象者の方には、お支払の際に報酬額から所定の所得税を源泉徴収させていただきます。

お振込金額はお支払明細書の支払高(報酬額+消費税)から源泉所得税額を差し引いた額になります。

つまり以下の式になるので計算すると、
振込金額=(報酬額8,236円+消費税412円)-(報酬額8,236円×源泉徴収率0.1)=売上
8648円-源泉徴収824円=7,824円
確かに7,824円が振込まれました。

 売上=報酬額×1.05
 源泉徴収=報酬額×0.1
 振込金額=売上ー源泉徴収

 

仕訳は? さてどうなるのか?

報酬額が確定した6月末時点では、売掛金は
売掛金=報酬額8,236円+消費税412円8648円

仕訳 勘定科目

借方科目 貸方科目

摘要

売掛金
8648円

売上金
8648円 

売掛

 

後日、源泉徴収された金額7,824円が銀行口座へ振込まれた時は

仕訳 勘定科目

借方科目 貸方科目

摘要

普通預金口座
7,824円

売掛金
7,824円

売掛回収

事業主貸
824円 

売掛金
824円

源泉徴収された分

 

決算集計 家事分

 うちの場合、クルマは仕事とプライベートで使用しています。使用時間の比率は、仕事20%、プライベート80%です。これは走行距離を記録して出した数字です。例えば、車検費用やガソリン代などは、その80%は家事分(プライベート)なので必要経費になりません。ガソリン代などは支払った金額全て、仕事分とプライベート分を帳簿につけています。

決算集計とは、必要経費にはならない家事分を必要経費から減算してまとめて集計することです。決算時にまとめてやるほうが、手間がかからず効率的なのです。

 このような家事分の決算集計の対象は、水道光熱費や電話代などもあります。

 

うちの場合の家事分・按分率

決算集計(決算振替):家事分を按分するもの

 

携帯電話料金:家事分70%を通信費から振替える。

仕訳 勘定科目

借方科目 貸方科目

摘要

事業主貸

通信費

決算振替

 

NTT電話料金:家事分20%

仕訳 勘定科目

借方科目 貸方科目

摘要

事業主貸

通信費

決算振替

 

電気料金:家事分70%

水道・下水道料金:家事分80%

ガス料金:家事分100%(事業用では使わないので)

 

地震保険:家事分80%

 

地代家賃に関するものがいろいろあります。

マンション管理費:家事分80%

固定資産税 家屋分:家事分80% 
固定資産税 土地分:家事分80%

 

自動車関係も家事分を按分します。保険、車検代、税金、維持費、ガソリン代など全てです。

自動車関係:うちの場合、家事分80%

 

 

源泉徴収
源泉徴収とは、所得税の仮払いと言うか前払いなのです。確定申告のときに清算して、払いすぎていれば返ってくるわけですね。納税の基本は、お金を払う人が税を払う事が基本だそうで、なぜかと言えば、そういうシステムのほうが税の取りっぱぐれがないためだそうです。それが源泉徴収なのです。

 

税務署から送られてくる青色申告決算書には、基本的な勘定科目だけが印刷されていて空欄があります。その空欄には各自自由に決めた勘定科目を記入して使います。
私の場合、分類不明な勘定科目は雑費に入れていたので、雑費がやたら増えてしまい、こうなると何にお金を使っているのか把握しにくくなるわけです。そんなとき、勘定科目を増やして分類して使うと便利です。

 

所得税
ご存知の所得税です。所得に応じて支払う税金ですが、所得税は必要経費にはなりません。個人事業主の場合、個人的に所得税を払うわけで、源泉徴収されたお金は所得税の前払いのようなものなので、源泉徴収は事業主貸になります。

 

事業主貸(事貸:じかし とも言う)
事業主貸(じぎょうしゅかし)とは、個人事業の場合、事業のお金と個人(プライベート)のお金を分けて考えるので、個人の代わりに事業のお金で支払う場合を事業主貸と言います。つまり、個人が支払うべきお金を、事業のお金で支払った場合が事業主貸なのです。

源泉徴収されたお金は、個人が支払うべき所得税を、事業の売上金から先払いしたわけなので、事業主貸になります。

 

売掛金
取引先に対する売上金が確定したとき、例えば月末締めで売上を集計して、その月の売上が確定したとき、売上金をもらう権利が発生するわけですが、その売上金がすぐに入ってこない場合、売掛金になります。

売掛金とは、払ってもらうべき売上金、もらう権利がある売上金ですね。

 

 

 

 

 売上金
 月末締で、翌月に取引先から入金される場合、売上金額が確定した時つまり月末に売掛金で計上します。その後、入金されたら売掛金を消すよう計上します。
注意しなくてはいけないのは期末の売上で、まだ入金されていない売上でも売掛金の売上として計上します。この分の売上は、その期の売上になるので課税の対象になります。

私の場合、この記帳をしなかったために、税務調査のときに修正申告になってしまいました。その結果、追徴金になってしまいました。と言っても、帳簿上は次期の売上が減るだけなので、相殺されて影響はないのです。

 

店舗保険
 機材などにかけている保険です。これは100%事業用です。

 

会議費
 仕事に関連して行う会議、打ち合わせなどに使う費用です。コーヒー代、お茶菓子代、飲食代、会場使用料、弁当代、資料代などです。

 

家事分の按分
 例えば、うちでは自動車を仕事とプライベートで使っているのですが、その場合に経費にできるのは仕事として使っている分だけです。では、どうやってその割合を出すのか?
うちの場合、過去に一度だけ走行距離を厳密に記録してみたら、だいたい仕事は20%でした。その後は記録していませんが、仕事分は20%としています。

 家事分と仕事分の按分率は、実際に測ってみるか、計算して決めるようにしています。電気代もそのようにして決めました。

 

 

雑学ノート

 

会計ソフト(わくわく財務会計2スタンダード)を使う

 

分からないときは国税庁HP

 

仕訳とは

勘定科目とは

日商簿記とは

公認会計士とは

 

 

2006年2月の情報ですので、内容等は変わる場合があります。

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