| 05.8.4
男はつらいよ 寅さんの葛飾柴又
男はつらいよ 寅さんの生い立ちは?
池袋からJR山手線で日暮里へ行き、常磐線に乗り換えて金町。
その近所のメーカーさんへは仕事で何度か行ったことがあり、すぐ近くにある「寅さん」でおなじみの柴又の帝釈天にも2回ほど寄ったことがあるのです。
先日、実家の前橋で中学校の同窓会があり、約30年ぶりで皆さんに会ったのですが、柴又で日舞のおっしょさんをしている方がいて、柴又を想い出した次第です。
葛飾柴又と言えば「寅さん」でしょう。
「寅さん」は好きな映画、ひと昔前の日本の香りがプンプンして、人情があって、スクリーンの中の世界へ飛び込みたい気分になる。のんびりと映画館で見たい気分。
男はつらいよの寅さんは、いったいどんな生い立ちなんでしょう?
詳しく知りませんが、聞くところによると妹のさくらとは腹ちがいの兄妹らしく、なぜか中学校を中退、父親とけんかして家出。それからテキヤになり、久しぶりに柴又へ帰ったら父親は亡くなっており、母親は?、肉親はさくらだけ。 で、おいちゃんの家に居候。
中学校中退で、親もいないとなれば会社員や公務員になるのはかなり困難でしょう。それでもしっかりテキヤ稼業を生業(なりわい)にして生活しているのだから、大したバイタリティーですね。
男はつらいよの寅さんは、お金持ちじゃないし、自動車免許もないし、学歴ないし、家庭もない、持ち家じゃないし、インテリじゃないし、単純だし、男前じゃないし、かっこよくないけど、元気があって、見栄っ張りで、ウソがなくて、人情があって、ずる賢さがなくて、正直で、どう見ても出世しない成功しないキャラだけど、辛さや寂しさを乗り越えて生きる力強さには、時代を超えて感動と安らぎを与えてくれる。
サクセスストーリーじゃないし、ハッピーエンドじゃない。
善悪の戦いもない、CGもない、戦争も武器も暴力もない。スーパースターもヒーローもいない。
ハリウッド映画にはない感動パターンですよね。
寂しさと幸せが背中合わせになったような人情話、悪人がいない、勝者がいない。
映画が始まると、あっ 寅さんが帰ってきたと、なんだかうれしくなる。幸せ気分の世界だ。
こういう日本の文化は、いつまでも大事にしたい。
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