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雑学のーと ビジネスIT > インターネット広告 > インターネット広告の効果 季節商品の宣伝広告効果は見えにくい

インターネット広告の効果ー2 季節商品の宣伝広告効果は見えにくい

インターネット広告の効果-1のつづき、
季節商品の実例だが、下のグラフは、販売売上インターネット広告費の月毎の推移データを時系列でグラフ化したものだ。広告費は分かりやすいようにスケールアップして表示している。販売増の為にインターネット広告の効果があるかどうか、インターネット広告が役立っているかどうかを調べた結果だ。

 この商品は夏に売れ、冬は売れない傾向がある季節商品で、下のグラフは約4年間のデータだ。
夏に売上のピークがあり、冬には落ち込んでいることが分かる。こういう季節商品は、インターネット広告の効果が見えにくいから・・・・という話し。

販売売上とインターネット広告費の月毎の推移データを時系列でグラフ化したものだ

 途中からインターネット広告を導入した結果、夏のピークがアップしたように見える。
しかし、長年販売を続けていると知名度が上がったりリピーターが増えてきて、わざわざ宣伝広告をしなくても自然に売上が増えていくこともあるので、インターネット広告の効果がどの程度かはハッキリわからない。季節商品は、長期的に観察しないとインターネット広告効果はよく分からないと言うことだ。


 この季節商品は、売れない冬にいくらインターネット広告を出しても売れないし効果は出ないので、売れる夏を目指して春頃からインターネット広告を出し始め、秋には広告終了する宣伝方法が有効なのだ。
こういう季節変動のある販売パターンでは、インターネット広告効果を見極めるには数シーズンのウォッチングと観察、データ収集が必要になるのでやりにくい。


 季節商品の場合、売上に影響する他の要因もあり、例えば気候変動、経済情勢、災害等々、、、こういう他要因の影響も大きいので、季節商品の宣伝広告効果はそれらに埋もれて見えにくくなる。


 季節商品でも、インターネット広告を使えば売上が増えるのはほぼ確かだが、その宣伝広告効果の度合いがどの程度になるかは、他の変動要因やパラメータの影響もあるので、算盤勘定しにくい微妙な領域なのだ。つまり博打の世界のようなものなので、宣伝広告費は懐具合を見ながら足元まですくわれない程度に小出しにしなくてはいけない。社運を賭けて宣伝広告に大金投入して勝負に出る前に、冷静に出来る限りのデータ分析をして判断しよう。


 というわけで、この季節商品のインターネット広告費は、売上金額の数%程度にしてある。
季節商品の宣伝広告費は、ドブに捨てても我慢できて耐えられ、あまり痛手を負わない程度の金額に抑えておくほうがよい。
大事なことは、後でデータ分析して宣伝広告効果を見極め、次回に役立つノウハウの蓄積に努めることだ。

2012年4月24
ありがとうございました。