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インターネット広告の効果-1 宣伝広告は継続しないと効果が出にくい (改訂版)

 下のグラフは、ある販売売上インターネット広告費の月毎の推移データを時系列でグラフ化したものだ。広告費は分かりやすいようにスケールアップして表示している。
販売増の為にインターネット広告の効果があるかどうか、インターネット広告が役立っているかどうかを、約2年間強の売上と広告費のデータを元にして調べた結果だ。

 インターネット広告に限ったことではないが、宣伝広告はある程度継続して繰り返し行わないと効果が出にくい。これは当たり前だが、様々なヒトに見てもらう為には、長期的に宣伝広告して、趣味や動機、生活パターン、季節変化等の多様性との接点を増やさすほうが有利なのだ。それと同時に脳への刷り込み効果も期待できるだろう。
インターネット宣伝広告費と売上の相関グラフ

 この商品はインターネット広告を出しても直ぐに広告効果が出て販売が増えるとは思えない商品なので、インターネット広告費と売上には明確な相関は見られなかったが、データを補正して見直すと、インターネット広告と売上のボンヤリした関係が見えてきた。
グラフの広告費は、見やすいようにスケールアップとオフセットして表示している。



 このデータに関する販売では、インターネット広告以外の宣伝広告は利用していない。
当初はHP(ホームページ)のみで販売展開していたわけだが、それでも少ないながらも販売実績を維持していた。ホームページだけで、宣伝広告しなくても少しは売れていたわけだ。そういうノイズのような、バックグラウンドのような小さい販売実績をフィルターカットすると、インターネット広告を導入した頃から徐々に販売が増えている事が分かる。それが上のグラフだ。


インターネット広告開始から数ヶ月後位から売上が増えている。
ユーザーが広告を見ても直ぐに購入するわけではないので、そういうタイムラグを考慮して宣伝効果が出るまでは暫く待たなくてはいけない。

販売開始当初はホームページのみの展開で、インターネット広告や他の宣伝広告は利用していなかった。
なぜかと言うと、世間のニーズが少ない商品なので宣伝広告効果は期待できないと考え、広告活動は行なっていなかった。さらに、ニーズが地理的に分散しているので、宣伝広告しても効果が出にくいだろうという考えだった。

しかし、インターネット広告を始めた結果、それなりの広告効果が出たわけだ。
インターネット広告は、販売規模に適した無理のない広告予算で実施できるので、考える前に実行した結果を見てから判断するほうが良いと言うことだ。
大事なのは、結果をしっかり分析して的確に状況判断し、次の手を考えて実行することだろう。

あれこれ考えても所詮は机上論なので、そんな事に時間を費やす前に、試し撃ちしてその結果を元に状況分析するべきなのだ。莫大な広告費がかかるならそういうやり方は実行しにくいが、インターネット広告のように小規模予算で実行できるなら、何度も試し撃ちして、その結果という現実を見て判断するほうが素早く的確であり、その中からヒットやホームランが出てくる可能性もある。



 グラフの結果だが、インターネット広告を中断すると、やや遅れて販売もレベルダウンしてしまう。当たり前と言えば当たり前の事だが、インターネット広告の効果があった証拠だろう。
インターネット広告は継続しなければ、効果が持続しないのだ。これも当たり前の事だろう。


 販売金額とインターネット広告費の関係はどうかと言えば、販売金額に対してかけたインターネット広告費は約3%弱だ。
もっとインターネット広告費をかければ販売が増えるかと思うが、事はそう単純ではない。
市場規模の限界という見えない壁があり、世間の関心度にも限界があるので、宣伝広告費を増やしても販売アップ効果が比例して増えるわけではなく、効果の飽和点が存在するのだ。つまり、単純に宣伝広告費を2倍に増やしても販売は2倍にはならず、期待通りに増えない可能性がある。
そういう市場規模やニーズの大きさや限界を把握しておかないと、無駄に宣伝広告費を費やすことになってしまう。


 といわけで、このプロモーションは毎月の広告予算を決めて、その予算範囲内で継続している。

2012年4月25日
ありがとうございました。