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連帯保証人の地獄

2011年11月3日

 以前つきあっていた仕事関係の方の実話。 Aさんのサラリーマン時代の同僚Bさんが独立して起業し、その後Aさんも定年を迎えて退職しBさんの会社をサポートしながら起業を目指していた。そのお二人は一流企業でかなり高給のサラリーマンだった。独立および定年後のお二人のビジネスにかける気力は十分で、強気一本槍でバリバリ活動していた。しかし、Bさんのビジネスはなかなか軌道に乗らず経費の垂れ流しが続き資金が底を突き、社員を減らすまでに落ち込んだ。そうなると資金調達を新たな借金に頼るしか索がなくなるわけで、Bさんは家を担保に借金をしたが、それでも足らずにAさんに連帯保証人を頼んだ。


 AさんはBさんに対して元同僚という思いもあったが、連帯保証人は拒否していた。しかし結局は連帯保証人になってしまい、自宅を担保に入れてしまった。
しかし、この時既にBさんの会社は倒産せざるを得ない状況が確定していたそうで、AさんはBさんに騙されたわけだ。
その後、裁判等々いろいろあったそうで、幸いにもAさんは自宅を奪われずに済んだので良かったが、Bさんの会社は倒産した。
今、お二人とも元気で暮らしているが、人間関係は壊れてしまった。


 ということで、連帯保証人にはなるな・・・・どんな事があっても。
連帯保証人になるなら、共倒れになる覚悟でなることだ。背負いきれる債務であれば連帯保証人を引き受けてもいいかも知れないが、相手の経済事情や信用度を冷静に判断しなくてはいけない。


 だいたい、連帯保証人なんて習慣は納得できないのだ。借金は、貸す側と借りる側の契約関係だから、当事者同士で解決すればいいのだ。貸す側がリスクを減らす為に連帯保証人を要求するのはフェアじゃないだろう。金を貸して利息を取るビジネスなんてのは理論的に破綻する矛盾含みのカラクリで、それが常識だと思い込んでいるが、あってはならないビジネスだ。

ありがとうございました。