スチームはシミ抜きでプロも使っています。
シミ抜きに洗剤とスチームクリーナーの組み合わせは、同じ仕組みでクリーニング店や工場では毎日の用にシミ抜きに使われています。
スチームを使うのは汚れを落とすには、時間と温度と言う原理です。
洗剤は温度を上げると洗浄力が大幅にアップして短時間で処理が出来ます。
家庭でのシミ抜きは、シミに洗剤を塗ってブラッシングして洗濯か、
又はシミ抜きの所をすすぐかの手間がかかる方法が一般的です。
温度も低いので洗浄力が弱く時間もかかります。
スチームクリーナーは、すすぎも出来ますから超簡単になります。
広い面積には特に有効です。
スチームクリーナーで行う"シミ抜き"の説明です
用意するもの
１、 バスタオルなど下に置くもの
２、 スチームクリーナー
３、 500ｍｌくらいのカップ
４、 筆や刷毛
５、 シミ抜き用詰め替え容器（あると便利）
６、 古い歯ブラシ
安全のため、必ずスチームクリ－ナーの扱いは製品の取扱い説明書で確認してください。
シミ抜きに使う洗剤
天使のお洗濯で扱っているもので説明しています
手作り石けん（汚れは一般の洗剤よりも落ちます）
スピードスポット（チョコレート、手あか、ヤニなどの油系が落ちます）
スピードホワイト（塩素系の漂白剤より安全に漂白できます）
スーパーバイオ（古い汗ジミや黄ばみの分解に）
シミ抜き用詰め替え容器
150ｍｌ入りです。表示無しは水が入っています。
シミ抜きの前にシミって？？
シミの定義も色々ありますので、ここでは洗って落ちなかったものか、
洗っても落ちそうもないものとします。
工場などでのシミ抜きは、最初に油性、次に水溶性とかの順番がありますが、
家庭では、複雑になりますので、簡単な方法で試してください。
※高価なものや、色が出やすい、素材が弱いものなどは専門店にシミ抜きの依頼してください。
シミの種類が不明な時は、次の順番で洗剤を使います。
① スピードスポット（最初に使います）
② 手作り石けん（液体にしたほうが使いやすい）
③ スピードホワイト（最後に使います）
シミの種類が判っている時は
手作り石けん（油汚れは一般の洗剤よりも落ちます）
スピードスポットト（チョコレート、手あか、ヤニなどの油系が落ちます）
スピードホワイト（黄ばみ、汗ジミなど塩素系の漂白剤より安全に漂白できます）
スーパーバイオ（古い汗ジミや古い黄ばみの分解に）
シミ抜き手順の共通事項
① シミに洗剤をつけます
② 歯ブラシやへらで染み込ませます
③ スチームで加熱
④ 水をつけてスチームで、十分にすすぎをします（重要です）
※シミ抜きをする繊維をバスタオルに乗せます。
※色柄などは、色落ちテストをしてから実施してください。
※スチームはゆっくり近づけます。飛散防止のため。
スピードホワイトでシミ抜き
スピードホワイトを10倍程度に水で溶かした洗浄液を作ります。
15ｇなら150ｍｌの水で溶かします。
写真の計量カップで10mlが約15ｇですから、水を一杯いれて150ｍｌの完成です。
広い面積の時は、500ｍｌくらいの計量カップなどで水溶液を作ります。
※刷毛や筆などで金属を使っている場合は、
長く洗浄液に入れて置くとサビがでますので注意します。
※色柄などは、色落ちテストをしてから実施してください。（重要です）
１、 シミ抜きをする繊維をバスタオルに乗せます。
２、 シミの箇所に洗浄液を塗ります。
３、 スチームで温めます。落ちたらスチームですすぎます。
４、 これで落ちない場合は、次の工程に
５、 シミの部分にスピードホワイトの粉末を振り掛けます。
６、 粉末を洗浄液で溶かします。
７、 溶かした部分にスチームを当てて加熱します。
手作り石けんを作ってシミ抜き
１、 シミ抜きをする繊維をバスタオルに乗せます。
２、 シミの箇所に水を塗ります。
３、 固形石けん、液体石けんを塗りスチームで温めます。
４、 落ちたらスチームですすぎます。
５、 これで落ちない場合は、次の工程に
６、 シミの部分にスピードホワイトの粉末を振り掛けます。
７、 粉末を洗浄液で溶かします。
８、 溶かした部分にスチームを当てて加熱します。
スピードスポットでのシミ抜き
１、 ミ抜きをする繊維をバスタオルに乗せます。
２、 シミの箇所にスポットを塗ります。又はスプレーします。
３、 スチームで温めます。落ちたらスチームですすぎます。
４、 これで落ちない場合は、次の工程に
５、 シミの部分にスピードホワイトの粉末を振り掛けます。
６、 粉末をスピードホワイト洗浄液で溶かします。
７、 溶かした部分にスチームを当てて加熱します。
スーパーバイオでシミ抜きの場合
手順は手作り石けんなどと同じですが、
加熱温度を上げすぎないことと、分解までの時間がかかりますので
加熱後は、しばらく放置してください。
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