2012年3月14日
ステマだが、ステルスマーケティングの略で、ステルスつまり気づかれずに行なうマーケティング、つまり宣伝広報活動のことだ。
気づかれずに行なう・・・・誰に? もちろん一般消費者にだ。 つまり騙しだ。
よくある口コミサイトのようなところに、客の声みたいな情報が載っているが、客になりすまして店の関係者が「この店はおいしい!是非一度どうぞ!」なんて書き込むわけだ。これがステマだ。そういうステマの書き込みを請負う業者もいたりして、口コミサイトは嘘(ウソ)と真実の境目がごちゃ混ぜでボケボケになっているのも多い。
グルメ口コミサイト、通販ショップのユーザーの声などにも、そういうステマが紛れ込んでいる場合もある。
ステマなんてのは当たり前に行われていたことで、発売したばかりで誰も知らないような商品や、開店したばかりで客が来ないような店では、ビラを撒いたり、宣伝したりするのは普通の宣伝活動で、ステマもその宣伝活動の一部として行われてきたわけだ。
みんなが買うなら私も買う、みんなが行くなら私も行く、みんなが良いと言うなら間違いないだろうと思い込む、、、こういう習性を利用したのがステマなのだ。
だいたい、相手が誰であっても他人の言うことを鵜呑みにして信用するからいけない。ましてや、どこの誰が言っているのかも分からない情報なんて信用してはいけない。
情報は自分で集めて自分で考えて判断しなくてはいけない。
逆に考えれば、、、、、情報メディアを握ってしまえば、都合よく使えるわけだ。
なぜ?なぜ?と5回問い詰めて、明快な答えが返ってきたら信用できるかもしれない。答えに詰まったり、ぼやけた答えなら信用できない。。。。そういう教えがあったなあ。
ありがとうございました