下のグラフは、ある販売売上とインターネット広告費の月毎の推移データを時系列でグラフ化したものだ。広告費は分かりやすいようにスケールアップして表示している。
販売増の為にインターネット広告の効果があるかどうか、インターネット広告が役立っているかどうかを調べた結果だ。
インターネット広告を出しても、直ぐに広告効果が出て販売が増えるとは思えない商品なので、インターネット広告費と売上には明確な相関は見られなかったが、データを補正して見直すと、インターネット広告と売上のボンヤリした関係が見えてきた。
グラフの広告費はスケールアップとオフセットして表示している。
このデータに関する販売では、インターネット広告以外の宣伝広告は利用していない。
当初はHP(ホームページ)のみで販売展開していたわけだが、それでも少ないながらも販売実績を維持していた。ホームページだけで、宣伝広告しなくても少しは売れていたわけだ。そういうノイズのような、バックグラウンドのような小さい販売実績をフィルターカットすると、インターネット広告を導入した頃から徐々に販売が増えている事が分かる。それが上のグラフだ。
インターネット広告開始から数ヶ月後位から売上が増えている。
ユーザーが広告を見ても直ぐに購入するわけではないので、そういうタイムラグを考慮して宣伝効果が出るまでは暫く待たなくてはいけない。
また、インターネット広告を中断すると、やや遅れて販売もレベルダウンしてしまう。当たり前と言えば当たり前の事だが、インターネット広告の効果があった証拠だろう。
インターネット広告は継続しなければ、効果が持続しないのだ。これも当たり前の事だろう。
販売金額とインターネット広告費の関係はどうかと言えば、販売金額に対してかけたインターネット広告費は約3%弱だ。
もっとインターネット広告費をかければ販売が増えるかと思うが、事はそう単純ではない。
市場規模の限界という見えない壁があり、世間の関心度にも限界があるので、宣伝広告費を増やしても販売アップ効果が比例して増えるわけではなく、効果の飽和点が存在するのだ。つまり、単純に宣伝広告費を2倍に増やしても販売は2倍にはならず、期待通りに増えない可能性がある。
そういう市場規模やニーズの大きさや限界を把握しておかないと、無駄に宣伝広告費を費やすことになってしまう。
2012年4月23日
ありがとうございました。
無料で使えるショッピングカートもある。
検索サイト番外地 グーグルでは見えないネット社会もあるので、、、
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