2012年3月28日
カーCDチェンジャーの耐久性試験というわけではないが、以前使用していたカーCDチェンジャーを分解した。このカーCDチェンジャーは、以前エンジニアをしていたときに開発した製品で、カーCDチェンジャーの第二世代頃の古い機種だ。製品の開発段階で耐久性試験や寿命試験は行なっているが、実際に使用して耐久性がどの程度あるのか知りたくてずっと使っていた。
カーCDチェンジャーを搭載した車は2台目で、その2台目から3台目に乗り換えるときに、カーCDチェンジャーを取り外して分解したのだ。
カーCDチェンジャーが故障したわけではない。
3台目の車はチューナーとUSBメモリーオーディオが付いているので、もうカーCDは使わないためカーCDチェンジャーは必要なくなってしまったのだ。これも時代の流れだろう。
長年使ってきたカーCDチェンジャーはつつがなくお役目終了ということで、最後のお勤めとして分解チェック後廃棄処分したのだ。合掌
いろんなパーツの劣化状態や摩耗状態を分解しながら撮影した。このカーCDチェンジャーは、1989年12月から2006年11月まで、約17年間使用した。その間、ノントラブルで故障したことは無かった。
2006年にクルマを乗り換える時、車からカーCDチェンジャーを外して分解したのだが、そのときに撮った写真を最近見つけたのだ。
エンジニアとして入社した当時はカセットテープ全盛のアナログ時代で、デジタルサウンドやCDなんてのはまだ無かった。それが今ではデジタルサウンド一色になり、iPodやメモリオーディオの時代になってしまった。そんなわけで、個人的にはもうカーCDは使わなくなり、カーCDチェンジャーとのお別れの記念に分解して記録したのだ。
結論から言うと、驚くほど劣化や摩耗は少なかった。カーCDチェンジャーは、まだまだ使える状態だった。実使用時間が何時間かは分からないが、耐久性に関しては、まったく問題なしだ。
というわけで分解・・・・・まずは製品カバーを外すとメイン基板が出てくる。基盤の固定ネジを緩めたが、締付トルクはしっかり残っていた。正確にトルク測定したわけではないが、ネジを回した時の感覚では緩んでいる感触は無かった。座付きのネジの効果があったわけだ。
カーオーディオのようなカー製品は、ホーム用より振動や温度などによるダメージを受けるので、それに対応するように頑丈に設計してあるのだが、その効果がどの程度あるか知りたかった。
つづきは下記にて、、、、
ありがとうございました